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『江戸東京重ね地図』
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歴史研究者や時代小説ファンには、とても便利葎地図ソフトである。安政年間(約150年前)の江戸の街並みと現代の東京のマップが、パソコンの画面で重なるのだ。
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例えば千代田区大手町にある産経新聞社を画面に表示して時代を江戸に移すと、そこに豊前小倉藩15万石・小笠原家の大名屋敷が現れる。この照合作業を紙の地図で行うと大変だ。古地図は二畳分ほどの広さがあるし、折りたたみにも苦労する。それが江戸と東京の各所で双方向から確認できるのは夢のよろにありがたい。
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便利さはこれだけに止まらない。江戸の地名だけでなく大名の名前や寺社名からその所在がわかる。古地図上の地名検索もできるし、そこが現在のどこであるのかも、たやすく確かめられるのだ。このほか花見や月見といった風物名所も探し出せ、時代小説『鬼平犯科帳』に出てくる地名も137話までの作品ごとに調べられるようになっている。全検索ポイントは約2万。江戸の時空を肌で感じられる本格的な内容と機能を備えている。
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(象)
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