英国グラモフォン 明治36年発売 これは歌舞伎の『清正誠忠録』で、俗に『毒饅頭の清正』と言われているもの。ここでは助六(三代目志ん生)が団十郎の清正と、秀頼の声色を使い分けている。毒饅頭を家康の一味に食べさせられた清正が体調を崩し、これから熊本へ帰るため、大阪城で秀頼に別れを告げる処。この助六の秀頼が物凄い熱演で、思わず圧倒される。唯、この秀頼が誰の声色であるかは判明しない。(都家歌六)