トーキョー 大正5年発売 益田太郎冠者作の、大正時代の新作落語。片言の英語をあやつり、知ったかぶりを振り回すを西洋かぶれを諷刺。当時は周囲に、そういったハイカラさんがいたのだろう。人力車全盛の時代に落語の中に自動車を登場させたのは目新しかったと思う。ハンドルのことを「カジ」という言葉を使っているところなどにも大正時代を感じる。大正5年の録音。圓橘は古典新作使い。太郎冠者の新作をよく手がけ、その中に現在も演じられている『宗論』がある。(岡田則夫)